添加剤の効果と改良原理


種類効果改良の原理
酸化防止剤
熱安定剤
成形時の成形温度で熱分解しにくい。
高温での使用時に分解しにくい
・分解物を補足する
 (ラジカル補足剤)
・分解物を安定なものにする
 (過酸化物分解剤)
紫外線吸収剤蛍光灯、水銀灯、屋外使用、窓越しの
太陽光などの紫外線による分解を
抑制する。
・光のエネルギーを吸収する。
 (紫外線吸収剤)
・光エネルギーによる分解物(ラジカル)を
 補足する。
 (光安定剤-HALS)
難燃剤・炎があたった場合に燃焼を抑制する。
・燃えたときに溶解滴下しないようにする。
a)燃えにくくする
 ・燃焼分解物を補足する。
 ・燃焼物を遮蔽する。
 ・水を生成して温度を低下させる。
b)滴下を抑制する
 ・架橋化して滴下を抑制する。
 ・PTFEなどをファブリル状に分散させて
  滴下を抑制する。
滑 剤・加工機や金型とのすべりを良くする。
・プラスチック同士のすべりを良くする。
a) プラスチックと加工機または金型との
すべりを良くする
(外部滑剤-離形剤)
b)プラスチック間のすべりをよくする。
(内部滑剤)
潤滑剤歯車、その他の摺動部品の
すべりをよくし、摩擦を
少なくする
・摺動面に油膜を作る
 (液体潤滑)
・PTFEなどの磨耗しにくい成分を添加する
 (固体潤滑)
可塑剤・成形加工時の溶融流動性をよくする。
・硬質のプラスチックを軟質化する。
a)ポリマーの分子間力を弱めて流動性を良くする。
b)樹脂の間隙に入り込んで樹脂が規則正しく
配向するのを
阻害しガラス遷移点以下でもアモルファス状態
(軟化状態)を
維持する。
帯電防止剤静電気によるゴミの付着を防止する。親水基を持った添加剤を加えることで、プラスチック
表面に親水基を露出させて、空気中の水分を吸着して
静電気を放電させる。
造核剤結晶化速度を速める
(成形サイクル短縮)
透明化する(微結晶);・結晶核の生成を早くし、
且つ微結晶の生成を促進する。

造核剤

材料と適用される造核剤の種類 添加剤の効果と改良原理へ戻る ※ポリエチレンテレフタレート (PET) ※ポリプロピレン (PP) ※ポリアミド(PA) 添加剤の効果と改良原理 ※ポリエチレンテレフタレート (PET) ※ 続きを読む 造核剤

可塑剤や溶剤の溶解-溶解度パラメータ数値順

SP値は,Solubility Parameter(溶解度パラメータまたは溶解性パラメータ)のことです。 他にもありますがプラスチック類を溶解させる場合、SP値が近い程溶しやすく、SP値が離れていると溶解しないため、プラ 続きを読む 可塑剤や溶剤の溶解-溶解度パラメータ数値順

Q-e値

Q-e値は、ビニルモノマーの反応性・極性の尺度となる値。 グレード Ⅰ:アクリル酸、アクリロニトリル、ブタジエン、メチルアクリレート、メタクリロニトリル、メタクリル酸メチル Ⅱ:ビニルモノマー 備考 r=k11/k12 続きを読む Q-e値

可塑剤や溶剤の溶解パラメータ(SP値)

SP値は,Solubility Parameter(溶解度パラメータまたは溶解性パラメータ)のことです。 他にもありますがプラスチック類を溶解させる場合、SP値が近い程溶しやすく、SP値が離れていると溶解しないため、プラ 続きを読む 可塑剤や溶剤の溶解パラメータ(SP値)