ポリエチレンナフタレート

概要

略記号:PEN

英語名:polyethylene naphthalate

日本語:ポリエチレンナフタレート

化学式:PEN構造

1945 年にイギリスのインペリアル・ケミカル・インダストリーズ(ICI)によって開発された樹脂である。

特性

製法

2,6ナフタレンジカルボン酸ジメチルとエチレングリコールをエステル交換反応にてビスヒドロキシエチレン-2,6-ナフタレートにした後、重縮合反応によって製造。
生産の形式もPET と同様に溶融重合反応法で実施し、その後必要に応じて、溶融重合によって得られた樹脂を、ペレット状態のまま固相重合を実施する。
重合触媒としてPETと同様にアンチモン系、ゲルマニウム系が使用される
PEN製法

構造

PEN構造

利用用途

  • 高密度磁気記録テープベースフィルム
  • 液晶ディスプレイ輝度向上フィルム
  • 耐熱コンデンサー
  • 繊維としてタイヤコード
  • ドライヤーキャンバス。
  • 学校給食や病院給食の食器
  • 麻酔薬用ボトル、
  • 化粧品容器
  • ペットボトル(再利用可能な)
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