ポリメチルペンテン

概要

略記号:PMP, TPX
英語名:Poly-4-methyl-pentene-1
化学式:

ポリ4メチルペンテン構造

  • インペリアル・ケミカル・インダストリーズ社(現アクゾ・ノーベル)によって”TPX”の商標で生産された。
  • 現在は、TPXの名前で三井化学が独占的に製造販売している製品である。
  • 結晶性高分子でありながら、透明性のある樹脂である。

特性

  • 他のポリオレフィン樹脂より高温で使用可能。
  • 結晶性オレフィン樹脂であるが、透明性が高い
  • 表面張力が24mN/mと、ふっ素樹脂に次いで小さい(PTFE:20mN/m)
  • 耐薬品性にすぐれている。
  • 表面張力が低い。
  • 誘電率が低い。
  • 酸素透過性にすぐれている。
  • 酸素分離性能にもすぐれている。
  • FDAなどの食品衛生規格に合格する。
性質単位標準
比重0.83~0.84
メルトフローインデックスg/10min5~80
吸水率%0.01
引張強さMPa12~28
引張伸び%10~50
曲げ強さMPa30~46
圧縮強さMPa35~46
アイゾット衝撃強さ
(ノッチ付き)
J/m3~12
ロックウェル硬さR67~74
荷重たわみ温度
(0.45MPa)
100
線膨張率10-5/℃11.7
ピカット軟化点140~190
誘電率106Hz2.12
成形収縮%1.5~3.0
光透過率%>90

製法

ポリ4メチルペンテン

構造

ポリ4メチルペンテン構造

利用用途

  •  ゴムホース材料
  • 電気・電子部品
  • 医療用器具類
  • 化粧品容器類
  • 実験器具類
  • 電子レンジトレイ
  • ラップフィルム
  • コーヒーメーカー
  • 酸素富化膜